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HIBIKI'S BLOG。03年某ユニットでメジャーデビューするも方向性の違いを理由に脱退。以後ブランクをあけたが、活動再開。09年配信リリースを皮切りに待望のミニアルバムリリース予定。
by hibiyan_com
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いつの時代もそこにヒーローがいた
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今日も朝の4時からテレビでサッカー観戦。
今大会俺の大本命のスペインとイタリアの試合があった。

世のサッカー少年たちの間では、
今日は朝からイケル・カシージャス(スペイン代表GK)の話題で持ちきりだろう。

いつの時代もそこにヒーローがいた。
俺たちはヒーローに魅せられ、ヒーローに憧れ、ヒーローの真似をした。

あれは88年の欧州選手権。
優勝したオランダにはオランダトリオと呼ばれるスターがいた。
マルコ・ファン・バステン(現オランダ代表監督)、
フランク・ライカールト(前FCバルセロナ監督)、
ルート・フリット(現ロサンゼルス・ギャラクシー監督)

世のサッカー少年はこぞって彼らに魅せられた。(はず)
そしてこぞって彼らに憧れた。(はず)
そしてこぞって彼らの真似をした。(はず)

小学生の頃は、
放課後はいつもサッカーだった。
「俺ロマーリオね」
「俺マテウスね」
「俺ゼンガね」
という具合に、スタープレイヤーになりきってサッカーをしたものだ。
もちろんプレイスタイルまでは真似しようにもできなかったが。

振り返ってみると当時化け物ののような存在だった、
ディエゴ・マラドーナになりきろうという人は誰もいなかった。
それぐらいマラドーナは別格だったからかも知れない。

飽きることなく、
「ファンバステンのジャンピングボレーッ!」
とかなんとか自分で実況しつつサッカーをした。

今思うと、俺たちの世代は、キャプテン翼とかの影響がものすごくでかい。
俺たちはプレイしながらも「実況」することができた。
(翼君の試合中は、ほぼ実況目線で進行している。)
むしろ「実況」が好きだった。
サッカーからテレビゲームに舞台が移っても、
俺たちは飽きることなく「実況」をした。
「カニージャッ! カニージャッ! 怒涛のドリブルだぁっ!」
という具合に。。。

ひょっとしたら、
俺たちが憧れていたヒーローはサッカー選手ではなく、
「実況」だったんではないか・・・。
最近そんなことをふと思った。

「止めたぁぁぁぁぁぁっ!!カシージャス!!!!」
今日のスペイン代表GKカシージャスのプレイを見て、
その実況フレーズをみずから口にしながらPKごっこをしている、
そんなサッカー少年たちが必ずいるはずだ。
by hibiyan_com | 2008-06-23 13:41 | SPORTS
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