ワールドカップは戦争だ。
とはよくいったもんで、
ワールドカップとはサッカーというスポーツを通して行われる、
国と国との代理戦争だ。
正直、確固たるイデオロギーなどなくとも、
この期間ばかりはナショナリズム丸出しで応援してしまう。
根拠もなく相手国を批判してしまう。
豚ヒディンクはたいしてすごくねーんだとかキューエルの股関節を折っちまえとかビドゥカのふくらはぎを再度痛めろとか。はっきりいって俺はひどいことばっか言ってる。
カンガルーとコアラしかいないような国に負けてたまるかとか思う。スポーツマンシップもあったもんじゃない。負けたくないんだ。悔しいんだ。負けるということは日本国民すべてが否定されているような気がしてしまうんだ。サッカーボールを蹴らなきゃ成り上がれないような、そういう国に対して負けるのは100歩譲ってしょうがないと感じる。だが、オーストラリアだろうがクロアチアだろうが母国イングランドだろうがドイツだろうが、負けたくねーって思う。
オーストラリアに3-1で負けた。
1点は先制するだろうというヨミは当たっていた。
1点とったあとの苦しい展開も予想できた。
負けることも想定していた。
イヤだけど負けてしまった。
正直、
個 対 個 で全然かなわなかった。
「バテ」があったからまだよかったものの、完全に個 対 個は負けだ。
全然負けてた。そこが悔しい。悔しいどころか、やっぱ世界の壁は・・・ってとこか。
試合に勝っても 個 対 個で負けてたのは悔しいなと思っていた矢先に3点もとられて、
言葉もでなかった・・・。組織でも勝てなかった。
悔しいが現実だ。
個 の 力 を伸ばそう。(俺は)
そう思った。